2011/6/5
■美しく生きた猫■
今日、うぴが逝きました。
静かにひっそりと眠ってしまいました。
いたずらもせず
鳴き叫ぶ事もなく
いつも静かにモデルのように歩き
去年までは大きな怪我も病気もしなかった
本当に手のかからない猫でした。
最後くらいはめいっぱい我がまま言っても良かったのに
息をひきとる瞬間まで静かな子でした。
おしとやかで、
体型も細身のまま十数年キープ。
静かで暗い所で寝るのが好きだったので
他の猫よりも写真の数が少なく、
大暴れも不可思議な行動もしないので
絵日記に登場する回数もあまりありませんでした。
でも僕が落ち込んだり、調子が悪かったりすると
いつの間にか近くに来て僕の足元で寝てたりする
静かなやさしさを持ったうぴ嬢。
小さな小さな彼女だったけれど、
僕の中では大きな大きな存在でした。
葵に逢えて本当に良かった。
君と暮らせて本当に幸せだった。
今頃は
もう苦しくなくなったその胸を大きくふくらませ、
思い切り息をはずませながら
先に逝ってしまった猫達の元へと
元気に走り寄っていってる事でしょう。
うぴ、いままでたくさんの幸せをありがとう。
おつかれさまでした。
ゆっくりとおやすみなさい。
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