2011/11/27
■子猫のままで■
闘病中だった明日香が
今朝早く旅立ちました。
僕の膝の上で小さくのびをするように
ぐぐーっと手足を伸ばした後、
静かに息をひきとりました。
約2週間前の退院後は自ら水も飲めず
一週間ほど前からは自分で
食事する事もできなくなってしまい、
流動食で命をつないでいた明日香。
他の猫とは決して喧嘩をせず、
僕が苦しんだり、泣いたりしていると
いつも真っ先にやってきて
心配してくれる優しい子でした。
こんなに僕が泣いていても
君はもうなぐさめには来られないんだね。
溢れんばかりの好奇心と
くるくると回る瞳と
子猫のような歩き方で
家中を探検する姿はもう見られない。
僕の顎の下に頭を押し付けて
ごきげんなゴロゴロという声も
聴くことはできない。
元気な君はもういない。
君の事を頑張って支えていたつもりが
いつの間にか僕が支えられていた事に
今更ながら気づかされたよ。
でも病魔との苦しい戦いが終わった今、
これからは僕の事など気にせずに
先立った兄弟姉妹達と一緒に
好きなだけ冒険して欲しい。
子猫のままの歩き方と
子猫のままの純粋な心で
好きなだけ走り回っていて欲しい。
あちゅ、今までたくさんの幸せをくれて
本当に本当にありがとう。
少しゆっくりと休んだら、
新しい冒険へといってらっしゃい。
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