まだ不安で隠れているうぴ様
後日、鎮火後の現場へと向かう。
消防署から入出の許可が出たのだ。
建物に近づいただけで漂ってくる消
し炭の臭い。壁も床も天井も、木も
紙もビニールもガラスも鉄も、炎に
あぶ こ
炙られ焦がされて異臭を放っている。
熱が届かなかった場所も煙にいぶさ
され、ヤニで茶色く変色してしまっ
ている。残った使えそうな家具類を
漁る。多くの寝具や書籍、家電製品
は廃棄。運良くいつも猫達と一緒に
いたエリアは被害が少なく、特にパ
ソコンはそのまま使えそうだ。新居
に持って帰ってさっそく電源を入れ
てみる。少し異音がする。ファンが
一つ壊れたようだ。その他に不備は
無く、無事に立ち上がった…のだが
ただひとつ…排気が酷くコゲ臭い!
しかし、黒猫三姉妹が無事で、猫達
の想い出がたくさん詰まったパソコ
ンが残っただけでも本当に良かった。
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