心配してくれた膝の上の明日香
皮付きの生カツオが手に入ったので
タタキを作る事にした。ちょうど竹
串が切れてたのでフルーツフォーク
2本を駆使して表面にうっすらと焼
き目を入れる。その日は頭がボーっ
としてたのも間が悪かった。切り分
けたばかりのカツオを一切れ、さっ
きまで使っていたフォークを使って
つまみ食い…と、その瞬間、
『ジューッ!』
一瞬、動きが止まる。まだ熱いまま
のフォークが口の中を焼いたのだ。
急いで氷で口内を冷やす。自分をタ
タキにしてしまった瞬間である。カ
ツオは美味しかったのだが、なんと
も苦い経験になってしまったもんだ。
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