セルフなでくり再び

朝日に映えるねねちん

何か悲しい事があるとすぐに抱きつ

いてくるねねちんですが、僕の身体

が痛むようになってから遠慮がちに

なってしまいました。今日も折角食

べたおやつが無駄になってしまった

事が悲しかったらしく、僕のそばま

でやってきたねねちん。しかしいつ

ものように抱きつく事はあきらめ、

僕の手のひらに自分のおでこを当て

て首を横に振るのでした。そんなし

ぐさに我慢できず、痛みをこらえて

彼女を抱きしめ、なでまくってしま

う事を誰が止められるだろうか？い

や止められるはずがない…と反語表

現で自分の行為を肯定しつつ、痛み

に耐えた瞬間でした。